『市民と留学生の集い』報告

国際奉仕委員長 原 田 典 範 (諫早西ロータリークラブ)

高く澄んだ青空が美しい10月17/18日の二日にわたり、諫早西ロータリークラブが主催し、いさはや国際交流センターの協力のもと、長崎ウエスレヤン大学及び長崎総合科学大学の留学生合計17名を招待して、千々石少年自然の家において『市民と留学生のつどい』を開催しました。

17日に行われた『留学生によるスピーチコンテスト』では、留学生の皆さんは驚くほど流暢な日本語で、自国の紹介と日本の印象、それに将来の目標などを語ってくれました。

IMG_4380-2夕刻からは、長崎ウエスレヤン大学理事長の栗林パストガバナーも来訪され、キャンプファイヤーを囲んでバーベキューパーティーを盛大に行いました。カラオケコンテストでは留学生に負けじと当クラブの会員も張り切っていましたし、最後のビンゴゲームでは、読み上げられる数字にみんなで一喜一憂していました。

留学生たちは夜遅くまで語り明かしていたようですが、若さで乗り切って二日目の『島原史跡巡り』に出発しました。長崎ウエスレヤン大学に手配いただいたマイクロバスに乗って、雲仙地獄では独特の硫黄臭に驚きながら温泉卵を味わい、仁田峠ではほのかに色づく雲仙の山々と熊本までの不知火海の絶景に息をのみ、みずなし本陣深江では土石流に埋もれた被災家屋を見て火山噴火の恐ろしさを感じていました。

お昼は当クラブ会員経営のMANぷくMANでのランチバイキングでしたが、鮨を食べられるだけ食べる生徒やデザートを3度もお代わりする生徒など、みんな満腹になっていました。

最後に島原城見学に向かったのですが、運よく(?)『しまばら温泉不知火まつり』に遭遇し、祭りの行列を見学しながら島原城まで10分程歩いていきました。島原城の中では甲冑や日本刀の人気が高く、熱心に見つめている留学生が多かったですし、入口で貸し装束を身につけての写真撮影も人気の的でした。

二日の強行軍で疲れたのか、帰りのバスの中では寝ている生徒も多かったですが、楽しい交流会にできたことを協力いただいた方々に感謝し、今後も継続していきたいと思いました。