会長の時間

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本日は、﨑永ガバナー・千葉ガバナー補佐・小林地区幹事・中本地区RA委員長をお迎えしまして、私の年度の最大の行事でありますガバナー公式訪問例会です。本日はお忙しい中に、多数の御来訪有難うございます。また千葉ガバナー補佐におかれましては、先週に引き続き、ご出席ありがとございます。

先週のクラブ協議会では、ガバナー補佐の講評で、当クラブ全てにおいて、手の打ちようの無い、すばらしいクラブだと、絶賛して頂きましたことを大変光栄に存じております。これをバネにして、他のクラブの模範となるようなクラブ運営を目指したいと考えております、引き続き皆さんのご理解とご協力お願いします。

さて、先ほど例会前におきまして、ガバナー・地区幹事・ガバナー補佐・地区委員長と当クラブの会長・幹事・会長エレクト・副幹事8名にて、事前懇談会が和やかに、無事に終了したことをご報告いたします。その中でも、現況報告&活動報告書の評価では、全体的に良くまとまっているとの評価でありましが、後ほどガバナーご自身の私どものクラブへの評価とアドバイスを含めご意見頂ければ幸いかと思います。

本日はせっかくの機会でございますので、﨑永ガバナーの方針とかロータリーに対する熱意とか直接お聞き頂く機会でございますので、今日は最後まで宜しくお願いします。

﨑永ガバナー公式訪問(クラブ協議会)

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公式訪問卓話      ガバナー  﨑永  剛

ガバナーとは、基本的に、RI会長より職務代行を委任されたわけです。では、その内容はというと時の会長の方針を皆様に伝えるのが最大の仕事であります。

今年度のRI会長のテーマは、今、ご覧になったように「人類に奉仕するロータリー」です。で、私はこれをどう身近にお伝えできるかと思い、地区運営方針を「地区に奉仕するロータリー」としました。この「地区」は、「地域」とお考えください。

また、今年度は、財団創立100周年に当たります。皆様方に、地区の寄付目標をお願いしておりますが、その他にも、財団創立100周年に関してご協力をお願いすることが予想されます。

例えば、現在、各クラブで社会奉仕活動をされていると思いますが、できれば、その活動に財団創立100周年記念○○○○と財団創立100周年という冠名をつけていただきたいのです。こうした提案やお願いの文書が、RIからどんどん届くかと思います。そういう意味で、今年度は、財団創立100周年の節目であることを充分に認識してください。

それから、「職業奉仕」をあえて「職業サービス」と言わせていただきますが、基本理念「4つのテスト」のもとにロータリアンとして、「誇り」をもって、地区に貢献しようと掲げました。ロータリーへの、入会動機は人それぞれだと思いますが、共通しているのは、皆さま、それぞれの企業の代表であるということです。こうした異なった業種の皆様が集まり、例会の出席を通じて親睦を深め、自己を高め、そして各々の職業の中身をより濃いものにしていくことと思っています。

4月に東京で開催されました「会員基盤向上セミナー」で、いい話を伺ったのでお伝えします。ロータリーに入会を勧めるとき、10秒でロータリーを説明してくれと言われたら、どう話しますか?

講師の方の答えはこうです。

「我を磨き、事業を磨くロータリアン。そして、地域と世界で奉仕するロータリー」

わかりやすい説明です。みなさん、どうぞこれを下敷にして、自分の言葉で会員増強に努めてもらいたいと思います。

私たち日本人は、陰徳ということが好きなようです。それは、それで大変いいことですが、ラビンドラン前RI会長が、ロータリーの友の3月号のメッセージの中で『皆様方は、好むと好まざるにかかわらず、地域のリーダーでもあります。』と言っています。その証が、今、皆さんが胸につけているロータリーバッジです。どうぞ、例会の時だけでなく、日ごろからバッジをつけてください。バッジをつけるということは、今、しきりに言われている公共イメージアップに大いにつながりますので、是非ともお願いします。

もう一つ、お願いがあります。昨年の唐津の地区大会で、佐世保北ロータリークラブと長崎中央ロータリークラブがRI会長賞を受賞されました。大変な偉業です。が、しかし、RI会長賞を受賞するということは、RIテーマを具体的に言えばこういうことですよ、そして、これを達成したクラブには、RI会長賞を差し上げますということなのです。

皆様方、会社では、年度初めに経営計画を策定し、それぞれの企業理念に基づき、達成すべく頑張っておられると思いますが、まさにこれらの項目が国際ロータリークラブの経営目標なのです。

今年度、地区の具体的な数値目標として、会員増強は、※会員50名未満のクラブさんにおいては、純増1名以上。※会員50名以上のクラブさんにおいては、純増2名以上。

ロータリー財団年次寄付は、一人、平均150ドル/年、米山記念奨学会寄付は、一人平均16.000円/年です。

これは、米山記念奨学会寄付目標以外は、会長賞の項目に入っています。そして、私たちの年度に何としても、ポリオをゼロにしよう!それが、ロータリー財団100周年を最大に祝うことだという意味も込められています。

いい機会です。言われたから、出さんばしょうがなか!という前に、どうして出さんばかをみんなで大いに議論し、納得し、可能な限り実行していただきたいと思います。なお、ロータリーの友4月号に、RI会長賞についてわかりやすく掲載されていますので、参考にしてください。

一年間、どうぞよろしくお願いいたします。