会長の時間

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みなさん、こんにちは。秋も一段と深まり黄金色で輝く所々の田畑では稲の収穫も最盛期を迎えております。10月は行楽をはじめスポーツの秋そして食欲の秋でもあり、何を行うにも適した季節です。

しかしながら、秋が深まると夏と比べ一日の寒暖差が激しく体調を崩しやすい季節でもあります。皆さん注意しましょう。

先週の例会では、私どもの1500回記念例会にて皆さんでお祝いすることができました。多数の参加と多くのニコニコ有難うございました。今後共、クラブの発展のため皆様のご理解とご協力宜しくお願いします。

さて、今日の会長の時間は、意外にも知らなかったロータリーの点鐘について、少し話したいと思います。みなさん毎週の例会で開始と終了時に点鐘を聞かれるかと思います。日本のロータリーでは例会の開始、終了時の鐘を鳴らすのは常識であります。もし、例会直前に鐘を出し忘れて、会長が開始の点鐘ができなかったら、その時の会長は大恥をかく目に合います。それだけ大事な鐘であります。

そもそも、点鐘は学校の開始と終了のチャイムと同様でもあります。昔大航海時代に時間を知らせるために30分おきに鳴らしていたそうです。今、世界のロータリーの例会時に鐘を鳴らすクラブはほとんどないそうです。世界大会などのビデオを視ても、会長が鐘を鳴らす光景など視たこともありません。

私も昔、ハワイのクラブにメイキャップした時も点鐘はなかったような感じがします。しかし法廷やオークションなどで使う木の板を木槌でコンコンと鳴らす光景は今も覚えております。それも開始や閉会の時にだけではなく、例会中に所々でコンコンと叩きます。後で聞いたら、これからスピーチを始めるので「私語をしないで下さい」。との注意を喚起するために使われるそうです。

例会は、国やクラブによってかなり異なりますが、世界のロータリーから見ると、日本のロータリークラブが点鐘を鳴らすのは珍しいぐらいであって、ヨーロッパやアジアでは点鐘など無く、何時に始まって何時に終わるのかさっぱり判らない例会もあるそうです。

例会時の点鐘は日本の常識。これは周りを海で囲まれ、船に馴染みの多い日本らしいと言えるのかもしれません。最後、例会が終わった時に鐘を鳴らすのではなく、時間を守って閉会するものです。