会長の時間

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みなさんこんにちは。今年度のクラブ行事も大詰めとなり、先週には国際奉仕委員会による地域の皆さんを交えての留学生交流会、そして諫早5クラブ合同例会を担当しました例会も無事終了しました。関係者の皆様をはじめお手伝い頂いた会員の皆様に感謝申し上げます。

今回の留学生交流会には、以前この事業に参加して共感した学生が、ロータリーの米山奨学生のことを知り応募した結果、難関を乗り越え無事に、今年度の米山奨学生となった中国のジョ・カイホウさんも今回参加されました。これまで私たちがやってきた甲斐が十分にあった今回の交流会は、他の学生にとっても大変、意義ある事業ではなかったでしょうか。

また、先週には1年ごとの開催を実施しています諫早5クラブの合同例会が開催されました。今年度は私たちの当番クラブでありまして、会員ひとり一人が、おもてなしの気持ちを大切に接して頂きました。今年度私の方針であります、皆さんが、一つの事業に参加して頂き、皆で達成感を得ることを方針の一つとしております。お陰で、他のクラブの会員からは、西クラブのチームワークの素晴らしさと例会場の行き届いた食事と接客には、大変共感されておられました。皆様のご協力ありがとうございました。

さて、本日の会長の時間は、先日11月14日に、月と地球が大接近した、ウルトラスーパームーンについてお話します。私もこの日を随分楽しみに待っていましたが、あいにくの天気で観測できず、とても残念でありました。

11月14日は満月です。この日、月と地球が68年ぶりに大接近します。今年の満月の中で一番大きく見えたのではないでしょうか。最少の満月より14%大きく、30%明るくなるらしく、天気が良ければ夜間でも日没ぐらいの明るさになるらしいです。

ウルトラスーパームーンが起きる理由は月の軌道と地球からの距離だそうです。地球と月の平均距離は38万4400Kメートルあります。月は地球の周りを回っていますが、その軌道が、楕円形であるため、地球と月の距離は一定ではないのです。そのため月が地球と近い軌道にある時には大きく、遠い軌道にある時には小さく見えるのです。

さて、11月14日の月と地球の最短距離は35万6000Kメートルです。約3万5000Kメートル近くなります。この日を見逃すと、次回また最接近するのは、18年後の2034年11月26日です。今回、私がこのウルトラスーパームーンに興味を示したのは、ある雑誌のなかで昨今の大地震との因果関係です。これまでの月と巨大地震の関係については、月と地球との距離が最接近することにより、月の引力が大地震を引き起こすのではないかとの声があります。今年9月16日付の英国科学誌ネイチャージ電子版にて研究結果が発表され、にわかに注目を集めることとなりました。

実際、2011年のスーパームーンは3月19日(35万6500キロメートル)でしたが、その8日前の3月11日起こったのが東日本大震災でした。また2004年12月26日にはスマトラ沖でマグニチュード9.3の地震が起きましたが、これも2005年1月の新月のスーパームーン(35万6000Kメートル)です。その過去を調べてみても、1948年1月フィリピンのパナイ島でのマグニチュード8.2そして最近でもニュージーランドやアルゼンチンマグニチュード6.2やフィリピンルソン島マグニチュード6.6、4月に起きた熊本地震もその影響かと思われます。

信じるか信じないかは、あなた次第ですが、万が一のため、防災に備えのチェックはしておきたいものです。
以上  会長の時間でした。