疾病と闘う
「疾病予防と治療」では、発展途上国で多くの人びとが質の高い医療を低コストまたは無料で受けられるよう、支援活動を行っています。高額な医療費のために毎年1億人以上が貧困に陥っている中、ロータリーは主な感染症(ポリオ、HIV/エイズ、マラリアなど)について正しい知識を広め、病気の予防・治療を支援しています。医療関係者のスキル向上を助けるのも、そうした活動の一環です。
ウガンダの孤児たちのために、ロータリーは医療の提供を支援しています。
ポリオのない世界、それはロータリーの最優先目標です。しかし、ロータリーの会員はそれ以外にも、発展途上国やHIV/エイズに苦しんでいる地域で保健キャンプや研修施設を設置したり、お金がないために医療を受けられない人びと(世界人口の6人に1人)のために、医師、看護師、政府機関、協力団体が利用する設備や体制を整備したりしています。
ロータリーの重点分野の一つである、疾病予防と治療には、予防接種の研究から、きれいな飲み水の確保、衛生設備の整備など、さまざまな取り組みがあります。ロータリーはこれらの世界的問題に取り組み、他に模範を示している団体として、世界中で信頼を受けています。
子どもたちが家におらず、再訪問が必要であることを書き記すポリオ予防接種ボランティア(ナイジェリア、カノにて)